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専門学校と大学の違い

専門学校に通うか大学へ入学するかで悩む人も多いと思います。


 専門学校と大学では何が違うのでしょうか?


 専門学校は、カリキュラムの中に実習が多くあり、即戦力重視の傾向が強いです。

 期間も1~2年制の学校が多く、学費も比較的安く済むのが特長です。


 大学は、実習の割合は少なく、学問的な探究を深める教育を行う傾向があります。専門分野に関連した幅広い知識を習得するだけでなく、一般教養にも多くの時間が取られています。


 また、卒業する際にに取得可能な資格に差があることも、専門学校と大学の違いの一つといえます。


 就職した場合には、専門学校卒と大学卒では、給与が数万円差がつくケースもあり、その後に昇格等にも影響すると言われていますので、将来の進路・職業をしっかりと考えて、目的と条件に合致した学校を選択するように心がけましょう。


ビジネス系の専門学校

ビジネス系の専門学校は、経営関係、流通関係、簿記関係、情報関係と、さまざまな分野があり、目指す職種に特化した専門学校も数多く存在します。


 一般的には、流通マーケティング、経営学(マネジメント)、ビジネスマナー、パソコン操作などを、基礎として学ぶ専門学校は多いようです。


 ビジネス系の専門学校は、資格取得を推進しているところが多く、関連する資格取得のためのバックアップや、ガイダンスを行っているところがほとんどです。


 秘書技能検定、簿記検定、ビジネス能力検定、販売士検定、マイクロソフトOffice等のソフト操作に関係した検定などは、ビジネス系の一般的な資格の一つです。


看護専門学校について

専門学校の中でも、看護系は就職に影響する技能な資格、知識を習得することができるので、安定した人気があり、看護師を目指す人には一番の近道となります。


 専門学校を卒業すると、看護師の国家資格の受験資格が得られます。


 また、看護師の国家資格の合格率は90%前後となっており、専門学校さえ卒業すれば、高確率で資格を取得することが可能です。


 看護のほかにも、医療系の専門学校の学科には、理学療法、作業療法、診療放射線、臨床検査、鍼灸、柔道整復、歯科衛生士、歯科技工士などがありますが、看護学科の生徒が、医療系全体の半数近くを占めるほどの人気ぶりです。


 高齢化社会の進行に伴い、看護師や看護専門学校の需要は、今後も高まっていくでしょう。


調理関係の専門学校

調理師を目指す人は、専門学校へ入学するのが早道です。


 なぜなら、調理の専門学校を卒業すると、国家試験が免除(無試験)され、調理師免許を取得できるからです。


 調理の仕事をするために、必ずしも専門学校に入学する必要はないのですが、免許を取得していることが採用条件だったり、給料に資格手当がプラスされる場合もあります。


 このため、専門に調理の道を進みたいと考えている人は、専門学校を卒業して調理師の国家資格を取得しておいたほうが得策です。


 また、調理関係の専門学校には、製菓衛生師科や栄養士学科が併設されている場合もあります。


 栄養士についても、指定の専門学校を卒業すれば無試験で国家資格を取得することができます。


音楽関係の専門学校

専門学校の中でも、音楽系は趣味を兼ねた進路選択だと考えられがちです。


 ミュージシャン科、ヴォーカル科などの場合は、音楽系の専門学校を卒業したからといって、アーティストとしてデビューして成功できるとは限りません。基本的に才能と個性が勝負の世界です。


 しかし、音楽関係の専門学校を出て、音楽業界の裏方やスタッフとして活動することは、努力次第で可能です。


 音楽の専門学校には、ミキシングやレコーディング等の音響技術者(エンジニア)関係の学科、コンサートイベント関係の学科など、内容は多彩です。


 専門学校在学中に、音響関係の資格取得にチャレンジする人も少なくありませんし、音楽関係の専門学校は、音楽が好きな人のスキルアップの場として、大きな役割を果たしています。


ファッション系の専門学校

専門学校の中で、ファッション系はそれほど高い割合を占めているわけではありません。


 しかし、ファッションデザイナーになるためには、専門学校に入るのが一番手っ取り早いことは確かです。


 ファッション系の仕事は実力社会です。


 パターンメーキング技術検定試験、洋裁技術検定、ファッションビジネス能力検定試験、ファッションコーディネート色彩能力検定などの資格取得にチャレンジすることも可能ですが、その道で成功するかどうかは、その人の技術力や感性によるところが大きいようです。


 専門学校に在籍しているあいだに、さまざまなファッションコンテストに応募し、腕を磨く学生も多いです。


 また、専門学校の学科では、スタイリストやマーチャンダイザー関係のコースの人気が上昇しています。


 アパレル業界はやや低迷気味ではありますが、ファッション系専門学校の学生は、夢に向かって取り組んでいる人が多く、今後の活躍が期待されています。


美容系の専門学校

専門学校の中でも、美容系の生徒数が10年前の4倍近くに増えているといいます。


 カリスマ美容師のブームが90年代末に起こった影響で、美容師という仕事が、一気に注目を浴びるきっかけになりました。


 美容系の専門学校を卒業すると、美容師および理容師の国家資格の受験資格を得ることができます。

 このため、美容師や理容師を目指す人は、美容系の専門学校に入学するのが一番の近道といえます。


 また、最近ではネイリスト、エステティシャン、メイクアップアーチストなどの学科を設置している美容系専門学校が増えてきています。


医療系の専門学校

専門学校の中でも、医療系の専門学校は安定した人気があります。卒業をすれば、医療関係の国家資格の受験資格が得られるのも魅力の一つだと思います。


 専門学校の全体における医療系の在籍者の割合は3割程度で、その中の半数が看護関係です。


 医療専門学校には、看護、臨床検査、理学療法、診療放射線、作業療法、あんま、鍼灸、マッサージ指圧、柔道整復、歯科衛生士、歯科技工士などの学科があります。


 医療系の学科は、大学や短大で受講できるものもありますが、専門学校が最も主要な養成機関となっている分野がたくさんあります。


 医療に関連した職業の登竜門とも言える医療専門学校は、国家資格を確実に取得したい人たちからの人気は、今後も高まっていくと思われます。